スマート・フォーラム通信 通算212号

7月26日、東京都多摩市で5人が死亡する建設現場の火災があった。40人がけがをし、 うち30人が重症と報じられている。元請の安藤ハザマが記者会見を開いて社長が謝罪。 過去に同様の原因で事故が起きていたのに、改善の社内ルールが不徹底だったという。 ちなみに亡くなった方で身元が確認された4人のうち、3人までが自営業の肩書だ。  多様な働き方とか言ってフリーランスの保護が議論されているが、日本最大の 「短期雇用名ばかり事業主」は建設労働者。建設現場の労災は、全て元請の労災保険 を使うことになっているのだが、元請が自らの労災保険を使いたくないこともあって、 このところ労災保険の特別加入(労働者でない人が労災保険に入る)を請負条件にし ていることが多い。  事故隠しや自分の事業場でけがをしたことにするなどの虚偽報告が危惧される。 実際にこの5年で会社の報告に基づく建設労働者の死亡災害は減っているのに、特別加入 した一人親方の死亡災害は、なんと4倍にもなっている。制度の改善はもとより、実態を 反映すべく、統計の取り方から改善が必要だ。

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