スマート・フォーラム通信 通算228号

非正規社員が多い物流や小売り、製造業などで、正社員と非正規の待遇格差を是正する動きが 相次いでいる。  日本通運は、4月から各地の支店でフルタイムで働く非正規の賃金を正社員の水準に引き上げる。 営業職や事務職、フォークリフト運転手などが対象で、数千人の賃金水準が引き上げられる見込み。 非正規は日通社員の3割強にあたる1万3000人いる。  ヤマト運輸は、18年5月、入社するフルタイムのドライバーをすべて正社員として採用するよう制度を改めた。 従来は、契約社員として採用後、約2年の試用期間や社内試験を経て正社員に登用してきた。事務や物流施設の 契約社員も、希望すれば正社員になれる道を開いた。  製造業ではブリヂストンが、18年10月から国内工場で勤務する約1300人の契約社員に、正社員と同水準の 夜勤手当の支給を始めた。小売りでは和歌山地盤のオークワが、契約社員に正社員同様の慶弔休暇を認める などといった待遇改善がみられる。  いずれも1/9の日経新聞に結構大きく紹介されていたもの。それにしても、元々がひど過ぎないか! 日通の非正規社員の多くは正社員と同じような仕事をフルタイムでしてきた。ヤマト運輸のドライバーは 2年間もの仕事ぶりが評価されないと正社員になれなかったわけだ。ブリヂストンでは夜勤をさせても契約社員 は安いのだから(もちろん基本給も低いだろう)、管理者はなるべく契約社員にやらせようとしていたにちがいない。 オークワのスーパーでは正社員が親族の不幸で休んだら、いつもその分は契約社員がカバーしていたのだろう。 自分の時は有給休暇を使うしかないのに。  もちろんこうした会社を変えたのは労働者の闘いであり、さらに各企業で労働者が要求していくことが重要。 記事には、UAゼンセンが、非正規の待遇改善を19春闘の主要テーマの一つに掲げると紹介。 「春季労使交渉、焦点の一つに」と見出しが付いている。

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