スマート・フォーラム通信 通算233号

介護や育児を理由に、非正規の仕事を選ぶ人が増えている。  総務省がまとめた2018年10~12月期の労働力調査によると、「家事や育児、介護のため」 に非正規の働き方を選んだ人は267万人と、13年1~3月期の調査開始時と比べて48%増えた。  その内訳をみると、男女の違いが明らかになる。267万人のうち女性は259万人で、男性はわずか7万人。 そして女性は、「正規の仕事がない」ことを理由に非正規となった人は123万人。男性は、 「正規の仕事がないため」非正規になった人は121万人。しかも男性の非正規は65歳以上が194万人で、 正社員を退職した人が非正規で働いている実態がみえる。 共働き世帯が増えたが、男性が正規、 女性が非正規の形が続いている。日本の男性が家事や育児をする時間は1時間23分と、女性の5分の1程度。 米国、ドイツ、スウェーデンなどでは、男性でも3時間以上を家事育児にあてる。女性の能力を生かさないことは 大きな損失。第一生命経済研究所の熊野英生氏の推計では、17年には約20万人が出産で退職し、 経済的な損失は約1兆2000億円にのぼるという。2017年の女性の賃金水準は男性の73.4%にとどまるが、 原因の一つがキャリアが途切れることだ。リクルートワークス研究所の大久保幸夫所長は、 夫の転勤で退職する女性は多く、夫婦のどちらかがキャリアを捨てる転勤制度は見直す必要があるとしている。 <日経3/2より>

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