スマート・フォーラム通信 通算281号

介護の求人増で派遣時給2年ぶり下落(日経7/16)  人材サービス大手のエン・ジャパンが発表した6月の派遣社員の募集時平均時給は、 三大都市圏(関東、東海、関西)で1577円となり、前年同月比0.4%(6円)低下した。 求人数が前年の6割まで落ち込む中、時給が低めの介護関連の求人案件が増えて全体の水準を下げた。 募集時派遣時給が前年同月を下回るのは2018年5月以来。介護関連の求人は前年同月比33%増加で、 平均時給も同0.7%(9円)高の1296円。主力の「一般事務」は求人数が62%減少で、 平均時給は2.9%(46円)減の1506円。在宅勤務の広がりで「社内SE」は3.5%(80円)高の2336円、 「プログラマ」は2.0%(45円)高の2335円。  求人が増えてわずかながらも時給も上がっているのに、なんで派遣時給の平均値が下がるのかといえば、 それだけ介護労働者の賃金が非常に安いから。一般事務が大幅に下がっていることも大きいが、 求人そのものも下がっているから平均値にはあまり影響を与えないと言うことであろう。

*******************************
横浜市鶴見区豊岡町20-9-505
よこはまシティユニオン「スマート・フォーラム」
http://smartforum.sakura.ne.jp
*******************************

戻る