スマート・フォーラム通信 通算306号

コロナ禍失ったつながり 所持金103円 42歳非正規女性の貧困(毎日3/30)  新型コロナウイルスの感染拡大直後に職を失った女性が、 年明けに東京都の聖イグナチオ教会で開催された「年越し大人食堂」を訪れた。 女性が短大新卒の時は就職氷河期で正社員になれなかった。就職活動で「内定あ げるからホテルに行こう」という面接担当者や会社の幹部に遭遇し、あきれたが 「まじめに働きたい気持ちがうせていきました」。やむなく非正規雇用で働いて きた女性は、 給料は安くても仕事を絶やさずやってきたが。 今回、突然自分とは関係ないと考えてきた「リアルな貧困」に直面した。 バイトの面接すらなかなか呼ばれない。新型コロナ前、女性の収入は約月16万円で、 貯金は6万円ほどだった。それも底をついて、所持金は103円だったという。 周囲に生活困窮を打ち明けられなかった。「友達だから相談できないんです。 重たい話をしたら引かれるかもしれない。貧困は人とのつながりも壊してし まうと痛感しました。」

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