スマート・フォーラム通信 通算319号

休業手当支払い求め 神奈川のパート提訴(7/22毎日)  「まいどおおおきに食堂」などを運営するフジオフードシステム(大阪市)が経営するカフェ店のパート従業員の女性が、 新型コロナウイルス感染症の影響で店舗が休業した際の休業手当など181万8658円の支払いを求めて、横浜地裁に提訴した。  提訴した女性が働く神奈川県内のカフェ「デリス タルト&カフェ」は、緊急事態宣言の発令で昨年4~5月に休業。 女性は週4日、1日5時間勤務していたが、休業手当が支給されたのは4月の数日分だけだった。今年に入り、 一時的に別店舗に異動になったが、当初聞いていた週3日のシフトに入ることができず、収入が4分の1程度に減っているという。  女性を支援する「飲食店ユニオン」(首都圏青年ユニオン飲食業分会)との昨年7月の団体交渉で同社は、 「入居する商業施設の営業停止が休業の理由であり、休業手当の支払い義務はない」としながら、正社員には支払っていると明かし、 「社員は収入が会社に限定されているため」と説明したという。女性は昨年12月に神奈川労働局に調停を申し立てたが、 会社は調停に応じなかった。 *******************************
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