スマート・フォーラム通信 通算327号

建交労軽貨物ユニオンは、軽貨物業で働くフリーランス(個人事業主)のドライバーを 対象にアンケート調査を実施した。コロナ禍による配送需要が増加する一方、運賃の引き下げや不払い、 長時間労働などの実態が明らかになった。  83人から回答を得たが、40代以上が86.9%を占める。1日の平均労働時間は「12時間以上」 が最も多く25.3%で、「8時間以上」は全体の66.3%に上る。週当たりの就労日数は「週6日」 「ほぼ毎日」を合わせて48.2%と半数近くを占める。  業務上経験したこととして、「一方的な運賃の減額・不利益変更」が39.1%で最多。次いで、 「長時間過密運行の強要」、「過積載の強要」がともに26.1%。不安に感じていることとして、 「収入が安定せず仕事も安定しない」、「ケガや病気で仕事をなくすこと」を訴えている。  同ユニオンは、11月11日、公正取引ルールの確立、拘束・連続運転時間の規制、社会保障 や就労環境・労働時間について、労働者と同様の法規制を求めて、ヤマト運輸や佐川急便と国土交通、 厚生労働、経済産業各省に要請した。 *******************************
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よこはまシティユニオン「スマート・フォーラム」
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