スマート・フォーラム通信 通算328号

飲食バイト時給なお『最低賃金』 コロナ長引き、下押し圧力(日経11/18)  コロナ打撃の非正規女性 転職活動半年以上2割(各紙11/24) アルバイト市場で、新型コロナウイルス禍からの経済需要が復活し、 時給を上げた求人が増えている。ただ、飲食系のバイト時給水準は10月に 改定された最低賃金とほぼ同じだ。アパレル・ファッション関連は、飲食系を さらに下回る水準だ。両業界共に、コロナ禍は深刻な人手不足を理由に時給が 上昇していた。時短営業や休業を余儀なくされて人手不足感は急速に後退。 最低賃金の引き上げ効果を薄めている。  コロナ禍でシフトが減り、新しい仕事を探しているパートやアルバイトの女性の 2割超が、半年以上転職活動をしていることが、野村総合研究所の8月の調査で分かった。 希望に沿う求人が少なく、応募しても不採用になるなど厳しい状況が浮き彫りに。 仕事探しの苦労を複数回答で尋ねると、「希望する条件に合う求人が見つからない」 が70.2%で最多。「新しい仕事を探す意欲を維持するのが難しい」35.5%、 「応募しても採用されない」26.6%と続く。  最低賃金引き上げと労働市場経済頼みだけでは限界があることは明らか。 具体的な取り組みがユニオンの役割だ! *******************************
横浜市鶴見区豊岡町20-9-505
よこはまシティユニオン「スマート・フォーラム」
http://smartforum.sakura.ne.jp
*******************************

戻る