スマート・フォーラム通信　通算379号

最低賃金、全国平均1004円に 　今年度、24県が目安上回る（日経8/19） 　2023年度の都道府県ごとの最低賃金額が出そろった。九州や東北、中国地方で大幅な賃上げが目立ち、 24県で中央最低審議会が示した目安額を超えた。全国平均は1004円と、国が想定した1002円を上回った。 上乗せ額は佐賀県が8円と最も多く、山形や鳥取、島根は7円だった。 　地方で最低賃金の大きな引き上げが続く背景には、人材流出とそれに伴う人手不足への懸念がある。 これまでも都市部への流出があったが、最低賃金の引き上げ額が年々大きくなり、非正規雇用も増加 したことで最賃改定の影響が大きくなっている。地方には「隣県より賃金が低いと人が流出する」 との不安がある。「採用してもすぐに辞められたら意味がない。よい人材を雇うためなら高い時給も出す」 （熊本市内のラーメン店経営者）との声もある。群馬県では会員制量販店のコストコ・ホールセールが 時給1500円以上の募集を出して話題になった。人手のかかるサービス業などでの人材獲得競争は激しい。 　やはり、隣県の問題が闘いの狙い目かなと。橋を渡ればすぐの東京1113円と千葉1026円もありますが、 生駒山が邪魔しているとはいえ電車で10分とかからない大阪1064円と奈良936円もひどい。 実際、奈良市内に住む正社員の多くは、ずいぶん昔から大阪に通勤している・・・。

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