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アクサ生命保険㈱ Aさんのセクハラ労災の責任を取れ!解雇撤回しろ!


Aさんは、18年6月、アクサ生命本社に障がい者雇用枠の契約社員として入社。職場には聴覚障がい者が多数働いているので、手話も勉強して会話できるようになりました。


21年11月末、50代既婚男性のK氏からいきなり二の腕を揉まれたり、手話によるセクシュアルハラスメントを受けました。

22年1月頃から毎日のようにセクハラを受けたため、22年2月に「やめてよ!」と強い口調で言って腕を振り払い、ようやく行為は止みました。

しかし、会社による事実調査その他適切な対応は行われませんでした。

また、連日残業が続き、小学生の子どもが一人で家で待っているためAさんが上司に相談しても、残業は仕方がない、子どもに我慢してもらうしかないという対応でした。そしてAさんは体調を崩し休むことになり、22年5月には「重度のうつ病」と診断されました。


23年12月、AさんはK氏のセクハラや上司の対応について「内部通報」しました。会社は、24年2月末にK氏のセクハラ行為を認定し、5月に懲戒処分されたようです。

24年10月、会社から、12月中旬には休職期間満了で退職扱いになるとの通知を受けたAさんは、ユニオンに加入。労災請求するとともに会社に団体交渉を要求。団交で会社は、労災と考えていない、対応に問題はないと回答。そして、Aさんを休職期間満了で退職扱いとしました。


Aさんのセクハラ問題の解決を怠った会社の対応は、女性、非正規、障がい者に対する複合差別です。

ユニオンは一日も早くAさんの労災認定、解雇撤回を勝ち取り、会社の責任を追及する決意です。

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