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ユーコーコミュニティー不当労働行為事件 中央労働委員会での調査進む


県労委のあっせんは打ち切り

ハラスメントを訴えた社員を裁判で訴えたり、パワハラ・セクハラで働けなくなり労災認定された女性新入社員に対しても、巨額の損害賠償請求裁判を起こしているユーコーコミュニティー株式会社。

ユニオンとの交渉に誠実に応じなかったりしたのは不当労働行為だとして、昨年4月、神奈川県労働委員会は、ユニオンとの誠実な協議や、「今後このような行為を繰り返さないようにいたします。」との文書の交付を命じました。
会社は、県労委の命令を不服として中央労働委員会に再審査を申し立て、現在、中労委での調査が進められています。今年1月29日には第2回調査が行われ、新たな主張がなければ、次回3月21日(金)10時からの第3回調査で結審が予定されています。

一方、昨年11月、会社は、神奈川県労働委員会に、山口さんの問題で団体交渉を促進させるためとして「あっせん」を申請しました。中労委に異議を申し立てながら、すでに命令を出した県労委に「あっせん」を申し立てること自体がおかしな話です。2月12日に県労委で「あっせん」が行われましたが、主張のへだたりが大きすぎ、打ち切りになりました。

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