
今日は3月11日。福島の原発事故から14年目です。
原発のない、誰もが安心・安全に働ける社会を一緒に作っていきましょう!
脱原発に寄せる私たちの想いを載せました。
Aさん 危険だし、ランニングコストが半端なくかかるし、税金の無駄遣いの権化。維持したり稼働を増やしたところで結局負債が積もっていくだけ。今のうちにすっぱりやめて、せめて傷口を浅く済ますべき。未来の為にも。
Bさん 原発は格差社会そのもの。都心から離れた地域に建設し地方は切り捨て。危険作業は外部委託し、被ばくによる健康被害は無視。原発事故被害者は今も救済されない。誰も犠牲にしないエネルギー事業があるはずだ。
Cさん デブリを取り出す作業に百年はかかるという。政府と東電は51年完了を宣言したが、この構想が前年9月に始まった。不具合で11月にやっと格納容器の外側の設備に入れた。線量が下回ればの話だ。道は果てしなく遠い。
Dさん 電気がエコで安く安定していると最高だけど、本当に原発が必要ですか?原発に必要なウランはどこから?廃棄物はどうするの?煽られて、都合の良い情報だけで考えていませんか?経済発展は誰の為?本当に幸せになりますか?
Eさん 14年前のフクシマ原発事故により発令された「非常事態宣言」は今も続いている。故郷を失い、県内外に避難した市民は不自由な生活を強いられ、関連死者は増え続けている。フクシマで起きた事実と現状を忘れてはならない。
Fさん 寒さ厳しいこの冬、柏崎刈羽原発の再稼働が進められている。柏崎原発は、能登地震が露にした、地震と原発事故の複合災害に加え、豪雪によるトリプル災害の危惧がある。30キロ圏内の住民投票によって原発再稼働を中止させたい。
Gさん 岸田政権が「原発を最大限利用」に転換した事は、国民の声を無視した重大な誤りです。これは核廃棄物を増やし続け事故の危険性は常に伴います。今やるべきは、再生エネへの大転換と技術開発です。大きな声を!
Hさん 汚染水海洋放出で、海に魚がプカプカ浮いてくる映像を思い出した。50年以上前の映画「魚が出てきた日」。米軍機がある島に墜落。搭載していた核爆弾と放射性物質を入れたケースが行方不明。回収するため秘密裏に奔走。最後には深刻な放射能汚染が・・。当時はSFコメディ、パロディ映画だった。でも今は想定内。原発は廃炉に!
Iさん どんな施設や機械も人間が作り取り扱う以上100%の安全はありません。険しい道ですが、資源に乏しく海外に依存せざるを得ない日本だからこそ、原発ではなく世界平和によってエネルギー問題の解決を願います。
Jさん 原子力発電所は、科学技術的にも、市場経済的にも、安全保障上でも、無用の長物どころか日本最大のリスクになっている。電気のことよりも、置く場所すら決められない「使用済み核燃料」をどうするのかを議論しよう。
Kさん 福島県飯舘村から避難し、家も喫茶店もブルーベリー畑も失ってしまった人。家族もばらばらで元の生活を取り戻せない人の話も聞きました。連れ合いも亡くしながらも裁判で和解した人達もいます。原発事故さえなかったらと、長年思い続ける苦しさを負わせるのも原発です。風力や太陽熱や地熱などの再生可能エネルギーでの発電に投資するべきです。原発はやめさせましょう。
Lさん 政府の閣議でエネルギー基本計画等が決まり、脱炭素で原発回帰が鮮明になったと、新聞に書かれていた。地震が多い国内で、原発稼働と使用済燃料保管の危険性を軽視しているのかと心配だ。
Mさん 「核のゴミ」の地層処分は、1万~10万年管理しなければならない。それがどれくらい永い年月なのか、考えたことがありますか? 歴史上、人間の統治がそんなに永く安定して続いた試しはありません。あまりに無責任です!
Nさん 3.11後の福島第一原発事故により今だ2万人以上の人が故郷に戻れないままだ。福島原発事故は東日本壊滅危機一髪だったのだ。奇跡的に東日本壊滅危機を免れただけだったのだ。そんな原発はいらない、どこにも。
Oさん 核燃料サイクルの破綻、原発の核のゴミ。家でゴミを出せず、それが続いたら、たちまたちゴミ屋敷になってしまうでしょう。どこも、危険な核のゴミなんて引き取りたくないんです。核のゴミ回収車はないんです。
■故長尾光明さんの闘いを胸に
よこはまシティユニオン組合員の長尾光明さん(故人)は福島第一原発で働き、被ばくが原因で退職後に多発性骨髄腫(血液のガン)を発症し労災認定されました。損害賠償を求めて東京電力を相手に裁判を起こしましたが、東電は労災認定はおろか病名すら否定。裁判所も長尾さんの請求を棄却しました(最高裁2010年4月)。
■原発で働く労働者と共に闘います
原発は電力会社を元請とした4~8次の下請会社で稼働しています。3.11以降、多くの労働者が福島第一原発の収束作業に関わり、被ばくを余儀なくされています。東電福島第一原発の収束・廃炉作業や九電玄海原発の定期検査に従事し、被ばくが原因で白血病になったあらかぶさん(40代男性)は2016年11月22日に東京電力と九州電力を相手に損害賠償を求めて提訴し闘っています。ぜひ多くの皆様の傍聴支援をお願いします。
よこはまシティユニオン組合員の長尾光明さん(故人)は福島第一原発で働き、被ばくが原因で退職後に多発性骨髄腫(血液のガン)を発症し労災認定されました。損害賠償を求めて東京電力を相手に裁判を起こしましたが、東電は労災認定はおろか病名すら否定。裁判所も長尾さんの請求を棄却しました(最高裁2010年4月)。
■職場の問題、いつでもご相談を!
東日本大震災や原発事故を忘れないため毎月11月に街頭宣伝を行っています。労働組合としてできる事は何かをいつも考えています。「福島どころじゃない」「自分の仕事と生活が大変」という方もいるでしょう。そんなあなたこそ、諦める前に一度ぜひ職場の問題をユニオンに寄せてください。一緒に解決しましょう!