Sさんは、神奈川県内に多くの介護施設を持つ会社(経営主体は建設会社)の施設で看護主任として長年勤務し、オンコール(緊急を要する際すぐに対応ができるように待機する勤務形態のこと)を担うなど貢献してきました。しかし、新任のホーム長(施設長)から、決まってもいない配転や降格などを示唆されたため、会社のハラスメント窓口に訴えましたが、精神的ストレスから適応障害を発症して休業、ユニオンに加入しました。
7月の第1回団体交渉でユニオンは、Sさんが病気回復後、戻るべき職場は横浜の施設であり、職務は看護主任であることを確認し、職場復帰についてもユニオンと相談しながら進めていくよう要求しました。
主治医から復職可能の診断を受けたSさんは、8月から週3日のリハビリ勤務を開始。通常勤務に向け、頑張っています。