ユーコーコミュニティー不当労働事件
【伊藤代表取締役が姿を現す】
社内でハラスメントを訴えた社員を裁判で訴えたり、パワハラ・セクハラで働けなくなり労災認定された女性新入社員が弁護士と記者会見したことに対して巨額の損害賠償を請求したり、ユニオンが神奈川県労働委員会に救済を申し立てたことに損害賠償を求めるなど、数々の係争を続けているユーコーコミュニティー㈱(神奈川県秦野市)。24年4月12日に神奈川県労働委員会が発した救済命令に対しても、不服として再審査を申し立てたため、10月30日に中央労働委員会で第1回調査が行われました。
会社側は代理人(弁護士)をたてず、伊藤代表取締役社長が出席。伊藤氏はこれまで団体交渉に一度も出席しておらず、県労委の証人尋問もビデオ証言に切り替えたので、ユニオンメンバーが直接顔を合わせるのはこの日が初めてでした。会社側が主張や証拠を追加するというので、それに対してユニオン側も反論した上で、来年1月29日(水)10時から第2回調査が行われることが決まりました。